
#マーケティングトレース
生成AI時代のマーケティングトレース
― プロンプト設計からプロトタイプ開発まで ―
1イベントの全体像
20:00-20:15
オープニング
生成AIで"マーケティングトレース3原則"がどう変わるのかを提示
20:15-20:45
Part 1:企業・競合分析のアップデート
ChatGPT+ノートブックLMで「複数社ベンチマーク → 仮説発散 → 解釈収束」を最速化
20:45-21:25
Part 2:V0ハンズオン
《Marketing Trace App Ver.1 β》を題材に、プロンプト→UI生成→公開までをリアルタイム実演
21:25-22:00
Q&A/フリーディスカッション
活用ツール、要件定義の粒度、BTC人材化──参加者の生の悩みに答える
2KEY TAKEAWAYS
マーケティングトレース〈新3原則〉

Step 1|分析の全体像をAIで一気に生成
先にAIに"枠"を描かせる。人間の経験値外の比較軸が広がる。
Step 2|アプリで整理し複数社を比較
V0やノートブックLMで"分析の箱"をつくり、チームの共通言語に。
Step 3|人間が"解釈"しシェア
最後は一次情報・身体感覚・ストーリーで差別化。
競合再定義を加速するプロンプト設計

あなたは◯◯業界の戦略アナリスト。
【サービス名】と同一/隣接市場の競合を
①業界内(直接)②新規参入③代替④価値競合(顧客視点)⑤潜在 の5群に分類し、
5Forces・Kotler 4競争地位・時間軸(-5年/+5年)で比較表を作成してください。
一社深掘り→10社同時俯瞰へ意識をスイッチ。
出力をV0に貼ると即ビジュアル比較に。

V0でのプロトタイプ作成ベストプラクティス
フェーズ | コツ | 具体アクション |
---|---|---|
要件定義 | 8割はChatGPTに作らせる | 「サービス概要+顧客+競合+カラーコード」を投げるだけ |
モック生成 | モノトーン指定が無難 | #000000–#F5F5F5 で荒い色を回避 |
微調整 | UIピンポイント指示 | 「ここの文言だけ変更」「CSVエクスポートを追加」 |
公開 | ワンクリックDeploy | 自動でVercelドメイン発行→即ユーザーテストへ |
所要時間の目安
=約20分でLP/簡易アプリが世に出る!
3よく出た質問 & 直球回答
Q | A |
---|---|
無料/有料ツール、まず何を課金すべき? | ①Google Workspace(Gemini+NotebookLM)を使いながら、v0がオススメ。Googleは業務との連携が行いやすい。生成AIの基準理解のためにはChatGPTは必須。 |
V0でFive ForcesとポジショニングMAPを連動させる方法は? | 「◯◯テーブルの各行をポジショニングMAPのX,Yにマッピングして」と自然言語で簡単な指示するだけ。v0もプロンプトをこだわらなくても、アイデアや構想さえあれば形にできる。 |
日々の情報管理はどうしている? | 自分の中で情報を一元管理する箱を決めておくこと、その箱を週一回ペースで編集する習慣づくりがオススメ |
4次のアクション
今日のプロンプト例を自プロジェクトで即テスト
V0無料プランで"モノトーンLP"を20分で公開してみる
ノートブックLMに「競合IR資料+自社過去資料」を放り込み、Q&Aチャット環境を作成
おわりに
生成AIは「分析の労力」をほぼゼロにしました。
さらに、「制作の労力」もゼロに近いていっています。
だからこそ、"どの問いを立て、どんな解釈で物語るか" がマーケターの真価になると考えています。
生成AIを使いこなすと同時に、人文知の視点で社会・人を捉える視点を鍛える場を今後も作っていきたいと思います。

マーケティングトレースコミュニティ
2025年5月